先日、人生2回目のフルマラソンに参加してきました。1回目はおととしの東京マラソン。最終関門を何とか時間内に通過して6時間ちょいで完走、というより半分歩いていたので完歩ですね。今回は自分でもびっくりの1時間短縮の5時間、しかも走ってゴールできました。5時間は当然早いほうではないのですが自分としては十分満足でちょっと感動しました。
実は1月はインフルエンザにり患、2月に入り数週間謎のめまいに襲われる、と不覚にも体調不良に翻弄されたここ2ヶ月。思った通りに練習をすることができず、さらに大会ぎりぎりまで参加できるかどうか不安で、参加したとしても途中棄権するかもと思っていました。
マラソンの経験のある方ならお分かりいただけるかと思いますが、途中で足が痛くなったり、つったり、体がてんやわんやになります。腕を振るので肩も疲れます。今回は足のつりは軽傷で済んだのですが、20キロちょい過ぎでふくらはぎが痛くなり、25キロ過ぎから股関節痛も出始めました。こうなったら歩いても走っても痛いもんは痛いんです。ならばもう早く終わらせたい！という一心で早歩き、小走り、早歩き、小走りで必死で前に進みました。歩いても十分間に合うタイムだったのですがせっかくだから最後は走り切りたい！と思いラスト3キロは走り続けました。
先回の東京マラソンの時はここまで頑張れなかったのですが、今回は直前に体調を崩したことで体を動かせる喜びを実感し、それが粘りのエネルギーになっていました。「めまいが残ったままなら参加できてなかった。走れて足が痛くなるなんて幸せやん！」という気持ちを噛みしめていました。とはいえ「足痛い！！くそっ！二度と出るか！」という気持ちも交錯しておりました(笑)
気温は高かったのですが時折小雨の降る天候。そんななかでの大会スタッフ、ボランティアさんのサポート、地元の方のあたたかい声援、これも完走できた大きなエネルギーです。丹波篠山の皆さん、ありがとうございました。
