肩を入れろと言うけれ・・・| ピラティススタジオ TOR- マンツーマンレッスン- 名古屋 丸の内徒歩2分

COLUMNコラム

肩を入れろと言うけれど。ゴルフスイングの疑問。

2024.3.12 カラダのこと

以前はおじさんのイメージが強かったスポーツ、ゴルフ。今は老若男女問わず人気のあるスポーツになりました。名古屋のパーソナルレッスン専門ピラティススタジオトアーのお客様でもゴルフを楽しんでおられる方が結構いらっしゃるのですが、先日ゴルフスクールに通われているお客様が「スクールでもっと肩を入れろと言われるんです。」というお話をしてくださいました。

おそらくファーストショット、ドライバーの練習の時によく言われているのかと推測します。テイクバックの際右利きの方なら左肩を入れろということですが、そもそも肩を入れるってどういうことなのか、体の動きで具体的に説明・理解ができていますか?

肩を入れる=背骨のひねり

肩を入れるという動作は背骨の回旋運動(ひねる動作)の結果生じるものです。おそらくこれに関してはゴルフをされるほとんどの方が分かっておられるかと思います。体を真正面に向けたままにして腕のみでゴルフスイングをしても肩の位置はさほど変わりません。(右利きの場合)左肩が本来の位置よりやや前に出てくる程度です。そこから背骨を徐々にねじっていくことで肩の位置がどんどんと変わる、つまり「肩を入れる」状態になるわけです。

だから腰痛になるんです!ひねりに関する勘違い。

この「ひねり」ですが、結構勘違いしている方が多いのです。よくゴルフスイングで「腰のひねりが・・」と言われますが、背骨の回旋(ひねり)動作の範囲は腰:腰椎よりも胸:胸椎のほうが大きいのです。具体的には胸椎の回旋角度は30~35度、腰椎の回旋角度は5~15度。倍以上可動域がちがいます。それぞれつまり腰の回旋運動のみ一生懸命意識したところで「肩を入れる」は満足にはできないのです。胸椎と言われる背骨の上の方から腰にあたる背骨の下まで、らせん階段のようにひねることで「肩が入る」のです。胸椎の動きを必死で腰椎で出そうとするから腰痛になるのです。また飛距離アップのための筋トレも体の可動域を制限してしまうものでは元も子もないこともお分かりいただけるのではないでしょうか。

写真は左から「腕だけ→胸椎の回旋→胸椎と腰椎の回旋」。肩の位置はこれだけ変わってきます。ちなみに腰椎だけ捻ろうとしてみると体の使い方がとても不自然になりアドレスも崩れます。

ピラティスは正しい動き方で関節可動域を引き出すエクササイズです。体の軸・バランスをとることも行いますのでゴルフをされる方にはオススメです。ケガなく無理なく飛距離アップを狙うならぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。