この夏からジャイロトニックを習い始めました。ピラティスと共通する点、似て非なる点、異なる点、頭の中がこんがらがりそうになりながらも、体の感覚を大切にして楽しんでおります。そもそもジャイロを始めたのは自分の体の使い方を変えたかったからです。
ピラティスをお伝えすることを生業にしていますのでそれなにり体が動かせるのは当然なのですが、私は体を「固めて動く」傾向があります。言い換えれば「筋力でできてしまう」タイプ。柔軟性がないわけでもないのですが、もっと力を抜いて動ける体になりたくて、ジャイロトニックを始めたのです。
冒頭にジャイロとピラティスと共通する点がある、とお話ししましたがその１つに「呼吸」があります。どちらも動きと呼吸が連動することで体を気持ちよく、楽に動かすことができます。ピラティススタジオトアーのパーソナルレッスンでも必ず呼吸の練習を組み込んでいます。肺に酸素を入れる、呼吸で肋骨・背骨周辺の筋肉を動かす、いろいろな伝え方でお客様に身に着けていただいています。
そんな伝える側でもある私ですが、ジャイロのレッスンでは「呼吸ができていない」と言われます。マンツーマンで診ていただきながら事実、それを痛感しています。私の場合は肋骨が開いたままで閉じることを忘れている、筋肉がつっかえ棒のままで固まって動けてしまっている、と指導をうけました。もう本当に先生のおっしゃる通りです。
呼吸はあれこれ考えすぎると浅くなるもの。確かにここのところ、いろいろ考えることがありました。ちょっと頭をからっぽにしてゆっくり呼吸をしてみようかと思います。年末に向かい何となく気忙しくなりますが、皆さんもゆったり呼吸をする時間をとってみてはいかかでしょうか。
