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COLUMNコラム

足がつる!のメカニズム

2022.6.5 カラダのこと

寝ているだけなのに・・

「昨日、寝ている時にふくらはぎがつって大変でした。」というお客様。

同じような体験をされている方は少なくないかと思います。運動中になるのは分かるけど、寝ている時ってなぜでしょう?

就寝時の「つる」のメカニズム

つる」のは筋肉が強く収縮している状態で、医学用語では「有痛性筋痙攣(けいれん)」や「筋クランプ」とも表現されます。

筋肉は一般的にカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、水素などのイオンバランスがよい状態だとうまく伸び縮みができるのですが、このバランスが乱れてしまうと「つる」症状がでやすくなります。

季節に関わらず、就寝時は汗をかいています。もちろん真冬でも。寝ているとき、人はあまり体を大きく動かすこともなく、心拍数も減り、血液の循環も低下しています。夏場は特にエアコンによる冷えの影響もあり、さらに血行が悪くなります。こういった要素が重なることで筋肉内のイオンバランスが乱れてしまい、結果寝がえりなどで筋肉に刺激がいった際に筋肉細胞の過剰反応が起こり「つって」しまうのです。

運動中の「つる」は長時間運動を続けたための筋肉疲労やウォーミングアップ不足、運動不足や体力の低下が主な原因にあげられます。

中年になるとリスクが高まる?

あるリサーチ結果では50歳以上のほぼ全員が夜間の「つる」を経験しており、60歳以上の6%が毎晩「つる」に襲われていると報告されています。

なぜ中年以降で起こりやすくなってしまうのでしょうか。何となく理由が浮かびますよね。

  • 若いときより運動量が減っているため筋肉量が減少している。
  • 筋肉の血行が低下するため老廃物がたまりやすい。

その結果、筋肉内のイオンバランスが乱れ筋肉の細胞が過剰に反応する、ということが考えられます。ちなみにあのつったときの強烈な痛みの原因は分かっていないそうです。

つったらどうする?

つる、は激しい筋肉の収縮ですので、その個所をストレッチやマッサージをすると改善されます。例えばふくらはぎならアキレス腱と膝を伸ばす、ハムストリングス(腿裏)も同様にアキレス腱と膝を伸ばし、さらに股関節は曲げると患部が伸びやすくなります。ようはつっている筋肉の起始と停止(端っこと端っこ)を引き離してあげると改善します。基本的にはその時だけの一時的な痛みで、ずるずる長引くものではありません。

とは言え結構な痛み。できるだけ経験したくないですよね。主な予防策としては栄養バランスの取れた食事、水分補給、日々の適度な運動(筋力、柔軟性)等があげられます。

特にふくらはぎがつる方は足首やふくらはぎが硬い傾向があります。「硬くてパワーがない」状態といった方が分かりやすいかと思います。ピラティスは体幹部を鍛えるエクササイズの印象が強いかと思いますが、実は足首、ふくらはぎの筋肉にアプローチする動きも沢山あります。専用マシンで細かくピンポイントでアプローチすることも可能です。柔らかで筋力の伴ったふくらはぎは美脚にもかかせない要素。ピラティスであなたも「つらない美脚」をめざしませんか。