そくわんの角度につい・・・| ピラティススタジオ TOR- マンツーマンレッスン- 名古屋 丸の内徒歩2分

COLUMNコラム

そくわんの角度について

2022.7.3 そくわん症について

別のコラムでそくわん症の種類についてお話しましたが、今回はそくわん症の「角度」についてお話します。

そくわん症の角度

そくわん症は背骨が左右にカーブを描いている状態のことをいいますが、その角度のことを「コブ角」といいます。そくわん外来や整形外科などでの診察時にレントゲンを撮影し、この角度を把握します。そしてその角度によって治療法が検討されます。

こぶ角の図り方

下図のように一番湾曲している2点から線を引き、交差した角度がコブ角です。また角度によって進行度合いが区分されています。

管理区分診断湾曲度
A要治療脊柱そくわん症
(中等度以上)
コブ角 25度以上
B1要経過観察脊柱そくわん症
(軽度)
コブ角 15~24度 
B2要経過観察そくわん症の疑いコブ角 14度以下
C要注意そくわん症の疑い構築性変化のないもの
D正 常異常なし

コブ角25度未満は経過観察、25~40度では装具療法、50~60度以上は手術療法の適応となります。(公益財団法人兵庫県予防医学協会より)

コブ角の進行を防ぐ

このコブ角は何もしないで放っておくと角度が進行する可能性があります。そのために装具や手術をするわけですが、できることならどちらも避けたいものです。

進行が著しく進行してしまう前に少なくとも現状の角度をキープできるよう、体幹部のインナーマッスルや呼吸筋を目覚めさせるエクササイズを実施し、背骨を支える筋力を付けておくことはご自身でできる予防策となります。

名古屋のピラティススタジオトアーでもパーソナルレッスンでお客様の進行どあい、そくわんの箇所によって進行防止を目的としたエクササイズを積極的に実施しています。そくわん症の方は普段から背骨への負担が大きい状態です。安全のためにもご自身の背骨、筋力にあったエクサササイズを選択して行うことが大切です。完全マンツーマンでプライバシーに配慮した空間です。安心してご相談ください。